若者の若者による若者のための未来づくりプロジェクト

ピアリンクinとちぎ


 

このプロジェクトについて


 

プロジェクトの背景

 

十代の若者の妊娠、人口妊娠中絶、性感染症、出産、いじめ、自殺といったことが社会問題となっている。しかしながら、効果的な対策については中々見つからないのが実際である。それは、十代の若者の特徴ともいえる「大人に対する抵抗感」が一因にある。そこで、同世代であるピア・カウンセラーによる仲間支援を行うことで、若者に寄り添った取り組みが可能になると考え、7年前から活動を展開している。

 

プロジェクトの目的、取りくみ

 

若者が自分自身の生き方について考え自己決定していけるよう寄り添っていくことが目的であり、その方法としてピア・カウンセリング(仲間相談)や仲間による健康教育、性に関する正しい知識の普及啓発を行うものである。

 

協働パートナーとその役割の一例

 

栃木県(こども政策課、健康増進課)やとちぎ思春期研修会と協働し、思春期保健対策の一端を担っている。教育現場に出向いた健康教育の実施、思春期相談センター”クロバー・ピアルーム”における相談活動、世界エイズデーに係る普及啓発活動など

 

これまでの成果

 

毎週日曜日 思春期相談センターでのピア・カウンセリング、学校等から依頼があった際に「生=性の健康教育」の実施、世界エイズデーの予防啓発キャンペーンや健康フェスティバル等におけるピアブースの設置、年に1回被災地の子どもに対する仲間相談活動の実施

 

県民への参加の提案と、参加の方法

 

「ピアリンクinとちぎ」のメンバーとなるためには、ピア・カウンセラー養成講座を修了する必要がる。毎年、本養成講座を開催し会員の拡大に努めている。養成講座受講対象者は、原則として県内に居住し申込み時点で15歳から20歳までの高校生、専門学校生、短大生、大学生等。費用はテキスト代として2,700円程度が必要。問い合わせは、栃木県こども政策課 母子保健担当(TEL028-623-3064)まで。

 

ブースでできること


体験:生=性の健康教育のメインプログラムである人生設計(ライフライン)の体験

 

団体について


ピアリンクinとちぎ

 

所在地  下野市薬師寺3311-1 自治医科大学地域医療学センター公衆衛生部門内

ホームページ  

電話  080-3368-3471

会員数  118名

設立年  平成20年設立 7年目

職員数  

年間支出規模  百万円未満

活動分野  こども・若者

 

団体の活動内容

 

①若者の健康に関するミニブックを作成(性感染症、HIV/AIDS、第二次性徴、ピル、コンドーム等)し予防啓発活動を展開 ②ピアカウンセラー自身の自己研鑽のための専門家を招いての勉強会

③東日本愛震災で被災を受けた福島・宮城・岩手県の中・高校(サテライト高校)に出向き、思春期ピア支援活動を実施

 

団体のミッション・ビジョン

 

ピア・カウンセラーは、同世代の若者に寄り添い、彼らの性や健康、人間関係について対話しながら自己決定を支えていく活動を行う団体です。ピア・カウンセラーと相談者が、やりとりを行う中で、相互に生=性について考えていくことを目指しています。 

 

社会に提供できる価値・貢献できること

 

10代の若者の妊娠や人工妊娠中絶の防止、性感染症の予防、自殺防止等の公衆衛生上の問題に対して貢献できる。また、若者の悩みや社会的な問題等について、行政機関等に発信し対策等をともに考えていくことができる。

 

このページをシェアしてプロジェクトを広めよう!